灰原 ユウヤさん
僕の一つ年上なのに凄く落ちついていて
物腰が柔らかくて…
海道ジンさんとは幼馴染で仲が良くて、
LBXの腕は凄くて、
格好良くて優しくて…
誰でも好きになっちゃうようなそんな人
そんなユウヤさんが僕の事を好きだと言ってくれた日は実はどっきりなんじゃないかと思ってしまいました
ユウヤさんが僕を好きなのって本当は嘘じゃないかな
そう考えていた時期も実はありました
でも、ユウヤさんは実は嫉妬深くて僕が他の男の人といるのが凄く嫌だったみたいです
その時はいきなり襲われていつもみたいに優しいえっちじゃなくて、激しいえっちをされてしまって
でも、そのお陰でいつもと違うユウヤさんが見れて
その上――自分でも知らない事がよく解ってしまいました
それは…
僕は酷くされるほうが気持ちよくなれてしまうという事
ユウヤさんにお尻を叩かれたり、酷い事言われると恥ずかしくてたまらないのに何故かいつもよりも感じてしまう
そんなあさましくて厭らしい自分がいる事を知ってしまいました
その時は絶対にユウヤさんも僕を嫌いになるんじゃないかと本気で恐かったです
でも、ユウヤさんは笑ってこんな僕の事を好きだと言ってくれました
それだけではなく、ユウヤさんもこんな僕を虐めたいと言ってくれたのが嬉しかった
普通ならおかしいとは解ってるんです
でも―――
ユウヤさんに虐められて、
嬲られて、
好きだよって言われて
何度も何度も酷い事されて
それでああ…ユウヤさんに愛されてるって思っちゃうんです
こんなのがおかしいのは解ってる
だけど…だけど…
「…んっ…んん…」
もっともっと虐めてほしい
もっともっと酷い事してほしいと思うのは駄目な事なんでしょうか…?
「…ヒロ君、上手になったね」
「ん…ん…」
そう頭を撫でられるのが嬉しくて、ユウヤさんの肉棒を更に口腔に入れる
ユウヤさんの腰に抱きついて、膝をついて脚よりも腕に力を入れる
こうすることでユウヤさんの事が好きだって少しでも伝えたくて
ユウヤさんにご奉仕する時はいつもこの格好だ
ユウヤさんが椅子かベッドに腰掛けて、そのまま僕はユウヤさんの事を奉仕させてもらう
「…ん…ユウヤさんのこんなに…」
正直、女性かと思うほど綺麗な顔をしたユウヤさんがこんなに大きくて剛直だなんて他に人は多分考えられないと思う
それを知っているのが自分だけと思うと嬉しくて嬉しくてそのまま頬ずりしてしまう
「…ヒロ君の口の中、気持ちいいから」
そう言って頭を撫でられるのが凄くうれしい
カズさんに見せて貰ったえっちな本
こういう事をする女性は牝狗とか牝奴隷っていうらしい
僕は男の子だけど、ユウヤさんの為なら狗でも奴隷でも何でもいい
ユウヤさんを気持ちよくできるなら何でもいい
睾丸をぺろぺろと舐めてから裏筋をゆっくりと舐めてそのまま口腔に含む
そして、舌と唇で亀頭をしっかりとちゅぱちゅぱ吸う
少し苦いけどユウヤさんの味なんだって思うだけで凄く美味しく感じるから不思議だ
「…あ…」
やがて、口からユウヤさんのものが引き抜かれて
「…っ!」
どぴゅどぴゅと音を立てて、そのまま顔にユウヤさんの精液がかけられる
それが上体にかかってあたたかさを感じる
だけど…
「…あぁ…勿体ない…」
「ごめんね?」
飲みたかった?と聞かれてコクコクと頷く
するとヒロ君は仕方ないなぁとユウヤさんに言われる
「ほら、こっちにたくさん飲ませてあげるから」
「ひゃっ」
そう言って身体を持ち上げられてそのまま尻孔に触れられる
「あ…」
ゆっくりとユウヤの指が尻孔に入り、そしてすぐに抜けてしまう
「…ユウヤさん…?」
「ヒロ君」
そう促されるように言われてすぐに頷く
ユウヤさんの体から離れてゆっくりと四つん這いになる
すると―――
「…んっ!!んっ…」
ユウヤさんの綺麗な顔が僕のお尻に近付く
尻肉を左右に割られて、自分の汚いところが見られてると思うだけど全身がふるえる
でも、それだけじゃなく、赤くて長い舌がれろれろと僕の尻孔を舐められたのが解った
「あ…あぁ…」
ぴちゃぴちゃと厭らしい音を立ててユウヤさんの舌が僕の尻孔を舐めているのが解る
溝をゆっくりと舐めて皴まで綺麗になぞられて
それだけでイってしまいそうになる
「…あぁ…ユウヤさん…」
ユウヤさんを呼ぶと
「ん…んぁ…」
自分の尻に顔をうずめているユウヤのくぐもった声が聞こえた
そして、
「あぁ…入ってる…入ってる…っ」
ユウヤさんの舌が肛門に入ってくるのが解る
中まで入ってきて、それだけじゃなくユウヤさんの口と舌が僕のお尻の中…全部舐めてる
吸われて…
あぁ…
「あ…あぁ…ゆー…やさ…ゆーやさ…」
ユウヤさんの名前を呼びたいけれど、快楽で呂律が回らない
ユウヤさんの舌が腸壁を這いまわる度、
ユウヤさんの口が尻穴を吸う度に自分の体がびくびくしているのが解る
もう頭真っ白でおかしくなりそう…
「あぁ…あぁああああっ」
名前を呼ぶとそれを待っていたかのようにユウヤさんはそのまま僕の尻穴を吸って―――そして、
「…ヒロ君」
びくりと身体を震わせて
「イッちゃ……僕、ゆー…さん…舐められ…、イッっちゃう…ごめんな…あぁあああああ」
ユウヤさんに謝りたいけどやっぱり呂律が回らなくて、
そのままはしたなく精液を飛び散らして逝ってしまった
「…あ…あぁ…」
どうしよう、嫌われちゃう
そう思っていると、
「ヒロ君は仕方ないね…」
「あ…」
そう言われてどうしようと思う
だけど、
ビシィとユウヤさんがお尻を叩いてくれて
「痛っ!」
痛いけど凄く気持ちいい
「ん…」
それにそれだけじゃなく、ユウヤさんは僕の事ぐるりと天井が見れるようにしてくれて
そのまま抱きしめてくれた
「凄く可愛かった」
そう言われて、嫌われてないと思うと心からほっとする
それだけじゃなく―――
「あ…」
ユウヤさんの肉棒が尻孔に擦りつけられて…
「…ユウヤさん…」
「今度は僕の事気持よくしてね?」
そう言われてこくりと頷く
すると
「あ、あぁ…あぁああああ」
そのままユウヤさんの肉棒が僕の中に入ってきて
ぐいぐいと入ってくるそれは痛い筈なのに凄く気持ちよくて
「ああ…あぁ…」
「ヒロ君ったら、そんなに腰振って…」
「だって…だって…きもちい…」
ユウヤさん、ユウヤさん…
こんなどうしようもなく厭らしい僕だけど、
どうか見捨てないで下さい
ずっと初めて会ったときから好きで
貴方に好きだと言われた時夢なんじゃないかと思った
それだけじゃなく、こんな僕を見捨てないで
それだけじゃなく可愛がってくれる貴方以外もう僕にはいないから
だから―――
「あ…あぁ…ユウヤさ…」
「ヒロ君、可愛い」
そう言って額にキスして、そのまま唇を貪ってくれる貴方が好き
「…ん…あぁ……あぁ…して…」
「ヒロ君、ヒロ君」
腰をパンパンとうちつけられて
気持ちよすぎて
でも、伝えたい
「ゆーや…さ…す…」
好きです
愛しています
だからどうか―――
「ヒロ君、イクよっ」
「ああ…あ…あぁ……」
どうか―――少しでも長くユウヤさんの隣に置いておいて下さい
それだけで、僕は幸せです